(敬称略)

【防衛軍・マシンチーム】

(人類によって生み出された人格を持つマシンたち)

【 カケル 】 VA: 沙鳥

「だってロボットだろ。
   人間に作られたマシンなのに、まるで人間みたいに動いたりしゃべったりして…
   しかも自分の考えを持ってるなんて、なんか…ちょっと怖いよ…」

「だって、僕はマシンチームのボスだし!
   チームのみんなには仲良くして欲しいもん」

「僕は、リーダーたちを助けたい…!
   無謀かもしれないけど、なにか、なにかしたいんだ!」

「ねえ、リーダー。
   僕、リーダーの背中を守れるかな」

「行くよっ、リーダー! 『チェンジ・フォーメーション! ユニオン・モード!!』」


…「僕」10歳。
マシンチームのボスとなった少年。

両親を早くに亡くし、周りの大人たちからだいぶ手をかけられて育ったため、
なかなか自分から行動を起こすことができず、 やや気弱だが、
本当はとても正義感が強く、いつも姉たちの力になりたいと思っていた。
ボスになってからは、少しでもマシンチームの手助けになれるよう、
メンテナンスを手伝ったり、マシンについて勉強したりと、真面目な性格でもある。

【 ガナフィーダ・サブレンティ 】 VA:佐山裕亮

「そんな時、私は思い出すのだ。私は一人ではないのだということを。
   マシンチームの皆[みな]が、基地にいるメカニックチームや軍の皆が。
   そしてカケルが、いつでも私と共にあるのだということを」

「こちらはガナフィーダだ。援軍の要請は届いているか!?
   デュアトスやオルドリックにも連絡を頼む!」

「………愛とは、複雑なものなのだな」
「では行ってくる。後ろは頼んだぞ―――ボス」
「チェンジ・メタモルフォーゼ!
   『ガナフィーダ・サブレンティ』。『ライトニング・ボルト』!」



…「私」
冷静で頭脳派。マシンチームのリーダー。
人間に換算すると、30代〜くらいの落ち着いた男性。
持久力・耐久力・攻撃力共にバランスが取れている。
動く前に考える習性を持っているため、腰が重いと取られることも。
必殺技『ライトニング・ボルト』『サンダー・ボルト』


【 ログムッド・ライダー 】 VA:折原幸平

「おれがこのままやつらにとどめを刺してやる…っ、
   おれのソルジャーモードを見せてやるぜ!」

「さっきから黙って聞いてりゃ、なんのかんのとごちゃごちゃうるせーなッ。
   感情を持っててなにが悪い、
   こんなことになっちまって悔しいって思って、なにが悪いんだよ!」

「―――ガナフィーダ、このガキ、援軍だぜ。――正真正銘のな」
「よっしゃホクト、あとでこっそり防護マスク持って来い。
   雷がやんだらまた外に出ようぜ。
   …っと、もちろんうるさいやつらには内緒で、だぞ」

「『ログムッド・ライダー』」



…「おれ」
口の悪い、悪がき系。生意気。反抗期?
人間に換算すると、16〜18歳くらいの少年。攻撃型。真っ先に先陣に飛び込む先鋒の役割。
作られてからまだ日が浅く、他のものに比べると小型で軽量。
スピードはぴか一。技を繰り出すスピードも早い。
必殺技『ホワール・ウィンド』 『トルネード・ウィンド』 『ストーム・ウィンド』

【 スヴァールン・アシスト 】 VA: ヤマトアキ

「あんな子どもより劣ると言われては、
   このまま壊れたほうがマシです」

「全回路を全力起動させて、少しは考えてみなさい。
   フル回転させれば、おまえのその足りない知能でも
   少しは現実が見えるというものです」

「救急用マシンだからといって、甘く見ないでいただきたいですね…!」
「『スヴァールン・アシスト』」



…「わたし」
敬語だがどこか人を小ばかにしたような態度。人間に換算すると、20代半ばくらいの青年。
戦場に出るが、本来は援護・救急専用のマシン。
強度はあまりないが、エネルギーは他のマシンよりも多く蓄積できる。
また、存在するマシンの中で唯一、自らの体内にてエネルギーを作り出すことができる。
(救急用のマシンは製造が難しいため、非常に貴重)
必殺技『サンライト・グラウンド』 『クリムゾン・グラウンド』 『ダークネス・グラウンド』


【 デュアトス・オフェンス 】 VA: まつしま

「なんとも呆れた話だ・・・。
   味方をも巻き込んでまで攻撃を仕掛けようなどと、
   武人の風上にも置けないヤツラでござるな」

「オルドリック? 難しい顔をしてどうしたでござる。
   今のフライの言葉を訳さないでござるか?」

「不覚…ッ!! 足をやられた!!
   かたじけないが一旦下がり、あとで合流するでござる!」

「それはつまり、軍の司令部のど真ん中という事ではござらんか!
   それはあまりにも無謀でござる!」

「『デュアトス・オフェンス』!!」



…「拙者」
サムライ型の攻撃用マシン。戦歴は数多。
明るく世話焼きだが、やや短気。
敵の間合いに飛び込んで確実に止めを刺す役割。
愛刀は「マサムネ」(アサヒが勝手に命名した)。


【 オルドリック・アームズ 】 VA: 春日祐希

「『お待たせ〜なのだ♪』…と言っている。
   いやもう通訳必要ないし」

「…今の言葉を最後まで通訳すると、
   俺たちの身に危険が及ぶ気がしてならない」

「俺はオルドリック。こう見えても戦闘専用マシンだ。
   接近戦がメインの仲間をフォローするため、
   遠距離攻撃型の武器を数多く組込まれている」

「『イヤミってなんなのだ? スヴァールンちゃんに聞いてみるのだ〜♪』
   …ってオイオイオイ!!それはマズイから!!」

「……『オルドリック・アームズ』」



…「俺」
やや根暗気味。言葉数は少ないが、
プティ・フライの通訳担当?のため、その分セリフ数がかさむ人。
戦闘専用のマシン。遠距離攻撃用の武器を多数搭載している。



【 プティ・フライ 】&【 プティ・オブザーバー 】 VA:真中ゆき

「まったくぅ。せっかちさんなのだ、デュアトスちゃんは」
「ログムッドちゃんは良く遊んでくれるからあたしは大好きなのだ!
   だからとっても応援してあげたいと思っているのだ」

「飛行型が20、大型が7、うち遠距離型が3。
   ツィーグル・バンガード、パーザイン・テール両機確認!」

「アタシが、軍のコンピュータに侵入して操作するのだ!
   でもそれには、ここからじゃあまりにも遠すぎて無理なのだ。
   軍の中の、メインコンピュータに少しでも近い位置にいかないとなのだ」

「『プティ・フライ』! あーんど、『プティ・オブザーバー』! しゃきーん!」



・フライ…「???」
人語をしゃべれない。マスコット的な存在。
情報収集と分析、連絡などを担当。ぷよぷよ浮いてる何か。

・オブザーバー…「あたし」「〜ちゃん」
女性型、もしくは少女型。フライが人型になった場合の映像。
映像に映るときはこちらの姿で言葉をしゃべる。
コメディトリオとしての会話のほかに、状況報告なども担当。

【 バニグーマ・オフィサー 】 VA:加々美由亜

「君は? つまらないプライドで、最善の策を捨てるのかい?」
「君にはわからないかな?
   彼は何を置いてもその事に忠実に造られている…
   いわば、仲間を救うことが、彼の本能とも言っていい」

「疑うのは勝手だけど、それで疲れたからって僕のせいにされても困るよ」
「ふ…く、ふふふ…っ。
   あれがジェイディスか…、さすがに、リーダーと並ぶ、マシンの頂点に立つ存在。
   たいした存在感だ。あれなら――」

「『バニグーマ・オフィサー』」



…「僕」
冷静かつ腹黒系。マシンチームのブレイン担当。20代後半〜30代くらいのイメージ。
穏やかで落ち着いて見えるが結構抜け目が無い。
結束が固く仲間意識の強いマシンチームの中で唯一、
ジェイディス一味に対して、他の者と違う感情を持っている。



新型【 セイレーナ・アラーム 】 VA: こずみっく

「どちらが正しく、どちらが間違っているのか…
   それはわたしにはわかりません。
   けれど…わたしは、リーダーを信じていますから」

「カケル、ホクト。
   あまり勢いよく走っていると、危ないわよ」

「巨大な熱量を感知。
   このエネルギーは……間違いありません、ジェイディスです」

「『セイレーナ・アラーム』」



…「わたし」
カケル、アサヒの祖父母の時代は人格を持たない小型の携帯用マシンだったが
アサヒたちが改良し、たおやかな雰囲気の女性の人格を持たせた。
はっきりと母性を感じさせる性格。
危険は感知するが敵と戦う能力はないので、メンテナンスチームのお手伝い的存在。
見た目的にはまだ完全に「かろうじてやや人型の何かのロボット」的な見た目。