(敬称略)

【防衛軍・メンテナンスチーム】

(マシンチームをフォローする人間たち)

【 ホクト 】 VA: 野原沙恵

「男にはさ、いざってとき、
   動かなきゃいけないときってのがあるんだぜ!」

「リーダーは、すげえカッコイイんだ。
   だから、カケルがリーダーを好きになるのは、当然だろ」

「カケル、おまえだってきっとそういう男になれるって。
   だっておまえ、実はスゲー度胸あるもん!
   絶対強い男になる、おれが保証してやる」

「ばーか、おれも手伝うに決まってんだろ!
   さ、時間がないんだ、急ごうぜ!」



…「おれ」12歳。
カケルの大の親友。
素直で自分の気持ちを何でも言葉にするカケルと違って、
あまり素直ではなく、また、そんな自分に自覚もある。
カケルとは大の仲良しだが、素直なカケルが羨ましくもあったり。
おれがカケルを守ってやんなきゃ、と思っていたのに
いつの間にかカケルがリーダーと仲良くなってしまって、ちょっと複雑。
ログムッドとは非常に気が合うらしい。

【 アサヒ 】 VA: 渡瀬絵美

「あーあちょっと!
   右腕の接続部分がめちゃくちゃになっちゃったじゃないの。
   もっと上手く攻撃されなさいよ」

「アンタの声をマシンチームの新パーツの作動システムに正式に認証するわ。
   そしてチェンジ・フォーメーションからユニオン・モードを作動させる。
   アンタがゴーサインを出すのよ!」

「……。
   アンタはもう少し、複雑な男心を勉強した方が良さそうね」

「あら。あれはいじめじゃなくて愛よ、愛」



…「アタシ」
カケルの姉。
マシンチームのメンテナンス担当の人間。
化粧っ気はなく、いつも作業着だが、美人。
真っ直ぐな黒い髪の毛をショートボブにした、切れ長で一重の東洋系の女性。
よく気が利く明るい性格。
軍人や、戦場に出て行くマシンたちとも対等にやりあえる(やや上位かも)。
優秀なメカニックだった両親の後を継いで、メンテナンスチームのリーダーを務めている。

【 マサル 】 VA:守矢光秀

「A.I.がなかったらそもそもあの人格にならんだろーが!」
「もちろん、性能の差にもよるけどな。
   思考どころか、言葉を操れないのもいるし、
   どうにかこうにかAIをこさえて組み込んでみても、
   全部が全部、際立った個性を持つわけじゃねえし。
   それぞれに個性を持つマシンチームの彼らは、
   確かに特別性だろうなあ」

「はっはっは! アサヒお嬢さんにかかっちゃ、連中も形無しですな」



…「オレ」「〜だぜ」
カケルたちの両親がリーダーだった頃から一緒に仕事をしている。
勝手知ったるなんとやら…で、カケルやアサヒとは家族同然。
ボサボサ頭に無精ひげ、くわえタバコ的なイメージです。





【 ケント 】 VA:T-182

「かつてのメンテナンスチームは、本当に優秀だったんだ。
   そんな彼らの努力がなければ、
   今の俺たちに、マシンを起動させる技術は残らなかった」

「マシンチームの力は欲しい、野放しにしとくのはもったいない。
   だが、自分たちは危険な位置に立ちたくないということなんだろう」

「俺たち人間は小さな存在かもしれんが、
   それぞれが、やれることを精一杯やるんだ。
   小さなパーツも、組み合わされば、彼らのような偉大な存在になれる」



…「オレ」「〜だ」
同じく、カケルたちの両親と一緒に働いていた。
腕もとても優秀で、マシンたちの付属パーツなどの開発にはこの人が欠かせない。
大柄で強面、いつも眠そうな眼差しだがどこか鋭く、人生経験豊かそうなイメージ。





【 ダイゴ 】 VA: 安西ダイゴ

「リーダーが作られた日?
   そりゃあ、絶対ボディが作られた日ですって。
   あのパーツを組み立ててボディを仕上げなきゃ、
   リーダーじゃないっすよ!」

「軍人の思惑ってのはどうしてこう、
   見えやすいんでしょうねえ」

「彼らをフォローするパーツ作りなら、
   オレらだってかつてのメンテナンスチームの連中には負けてないっすよ」



…「オレ」「〜ですよ」
まだまだ新人のメカニック。ややヘタレ。
本作の流れには出てこないが、アサヒに淡い恋心を抱いている様子。
ふわふわの茶色い頭で、いかにも頼りなさそうな青年。
カケルやホクトとは気心知れた間柄。




【番外編・エピソードゼロ】

(夏の生掛け合いドラマ)

【アンゴルド・アシスト】 声担当:穂河栞奈

「君たちが、私に組み込んだ、 何よりも優先すべき命令事項を覚えているか?」

…「私」
かつて存在していた救急専用のマシン。
人間に換算すると、30代くらいの落ち着いた男性。
親しみやすく、リーダーをよく支え、頼りにされていた。



【ツバサ】 声担当:宮口夕樹

「こーゆーのは、ロマンなの! なんていうか、こう、燃えてくるだろ! メラメラとさっ」

…「俺」
カケル、アサヒの祖父に当たる人物。
メカニックの一人で、マシンを復元する「復元ポッド」を製作した。
明るく熱血で、いつまでも少年のような瞳をした青年。



【ホタル】 声担当:渡瀬絵美

「つまり………おやつの準備をしておけ、ってことね」

…「わたし」
カケル、アサヒの祖母に当たる人物。
生涯ツバサを支え、現在のマシンチームの基盤を作った。
穏やかで落ち着いた、物静かな女性。



旧型【セイレーナ・アラーム】 声担当:林あさ

「危険・です。退避してください。」

…緊急アラーム用の小型マシン。
携帯して持ち運びができるタイプで、人格は無い。