【 吉澤 清一郎 】 声:文弥
【 大杉 義太郎 】 声:ちるたん
【 有馬 正臣 】 声:天合正太郎
【 山上 篠也 】 声:今宮ゆう
【 平松 小三太 】 声:更科真都
【 相原 孝之助 】 声:ヤマトアキ
【 吉澤 史緒 】 声:華火
【 琴音 】 声:雨宮梅子
【 山上 登瀬 】 声:有川和壱
「まだお話しておらぬとは――、そなたは、偽りを申したのですか?」
「わたくし」「〜です」
いかにも武家のお内儀様。
逆らうことは許されない、そんな厳しい性格であり、見た目からもその厳しさが伝わってくる。
やたらと山上に厳しく感じるが、山上を嫌っているからなどという単純な私情ではなく、
「武家とは長子をたてるもの」という精神ゆえである。
とにかく厳しい。
「そなたが真に武士の身であるならば、いい加減に身を引きなされ」
【 光岡 】 声:ヨッシ〜バラン
「武士ではない貴様に、いったい何が出来るというのだ!」
「俺」「〜だ」
武家の子息ばかりが入門している、「牧野道場」の門下生のひとり。
一方的に橘道場の、特に大杉をライバル視していて、なにかというとつっかかってくる。
武士の家柄であることを自慢に思っていて、これみよがしに武士言葉を使う。
取り巻きに囲まれて当然であり、家柄もそこそこよく、
お金もあって、外では愛想もあって愛嬌もいい。
大杉には劣るが、牧野道場の中ではなかなかの遣い手。
「あのような父君を持ったことは、同情に値する。
なあに、同じ武家のよしみだ、何か困ったことがあればいつなりと」
【 宗像 】 声:村尾祥平
「武家の者同士、共に助け合おうではござらんか」
「俺」「〜だ」
「牧野道場」の門下生の一人。
光岡よりはやや下の家柄。いつも光岡と一緒に行動している。
やはり家柄自慢で、武家の資格を失った大杉のことや、
身分を問わず門下生を集めている橘先生のこと、そんな道場に通っている面々を軽んじている。
「いくら気位だけは高かろうと、すでに貴様は武士ではないのだ」
【 白井 】 声:小板橋篤記
【 有馬 伝衛門 】 声:T-182
【 有馬 妙 】 声:アリア
「続けることを選んだのはお前なのだから、人様を恨んだりしちゃァいけない」
「あたし」「〜だ」
ぶつかりあう兄弟の間に、さらっと入ってびくともしない豪傑。
もうすでにお嫁に行くにはちょっと薹が立っているのだが、
(これも、兄・伝衛門をイライラさせる要因ではあるのだが)
本人は、まったく気にしていない。
根は真面目で、要領もよく、兄の仕事を手伝っている。
口うるさい兄とは違って、黙って背を押してくれる男気タイプ。
有馬も、兄よりも姉に懐いている。
「さすがにあにさまがお冠だわよ。
煩くて敵わないから、いい加減降りてきて黙らせてちょうだい」
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