闇使
― ヤミ ツカイ ―
■世界観■
■時代■

■それはかつて、人間と妖(あやかし)が共に生きていた時代。

■闇使とは■

■害をなす妖を、その言霊の力で闇へと帰すモノ。

■用語集■
【妖】
あやかし

■下級から上級まで、その実力の差は激しい。 上級になればなるほど強い言葉を操り、その言霊には多大なる力を秘める。
 一般に、その強さは存在年月に比例すると言われている。

【術師】
じゅつし

■一般に、妖に対抗する力を持つものたちの総称。その能力は様々。多くは言霊を操ったり、自らの式を操る。 四季の守部以外に、都にも存在する。

【四季の守部】
しき の もりべ

■「春」「秋」「夏」「冬」と、それぞれ季節ごとにいくつかの一族がある。 春の「花守」と秋の「芙蓉(ふよう)」を二大筆頭に、それぞれ春・秋のほかの一族や、夏・冬の者が続く。 直系の嫡子は、その名に「春」「秋」「夏」「冬」を冠する。

【花守一族】
はなもり いちぞく

■言霊を操る一族のひとつ。
 春を司る佐保姫(さおひめ)の末裔。対となるのは、秋を司る竜田姫(たつたひめ)の末裔『芙蓉一族』。

【呪】
じゅ

■『言霊』(ことだま)
 「呪」にはいろいろな形があり、長い呪文を唱える物もあれば、「名」だけでその意味を成すことも。 その力によって相手を支配したり、封印したり消滅させる事が出来る。

【契約】
けいやく

■人間が、妖を自らの式神とする儀式。その方法は様々。

【式】
しき

■術師の使う式神のこと。多くは妖。契約によって使役関係を結んだモノ。

【真名】
まな

■=本名。隠し名とも。
 言霊を操るものにとって、力の源となるもの。呪・契約の際に、必要となるもの。

 …自分より弱いものに呼ばれても何の意味も持たないが、強いものに呼ばれると支配を受ける事も。 そのため大抵の術師が通り名を使用(強い妖は真名を見抜く力を持つ)。 真名を知られると、術の通じない可能性が高くなる。