「だってロボットだろ。
「だって、僕はマシンチームのボスだし!
「僕は、リーダーたちを助けたい…!
「ねえ、リーダー。
「行くよっ、リーダー! 『チェンジ・フォーメーション! ユニオン・モード!!』」
「そんな時、私は思い出すのだ。私は一人ではないのだということを。
「こちらはガナフィーダだ。援軍の要請は届いているか!?
「………愛とは、複雑なものなのだな」
「では行ってくる。後ろは頼んだぞ―――ボス」
「チェンジ・メタモルフォーゼ!
「おれがこのままやつらにとどめを刺してやる…っ、
「さっきから黙って聞いてりゃ、なんのかんのとごちゃごちゃうるせーなッ。
「―――ガナフィーダ、このガキ、援軍だぜ。――正真正銘のな」
「よっしゃホクト、あとでこっそり防護マスク持って来い。
「『ログムッド・ライダー』」
「あんな子どもより劣ると言われては、
「全回路を全力起動させて、少しは考えてみなさい。
「救急用マシンだからといって、甘く見ないでいただきたいですね…!」
「『スヴァールン・アシスト』」
「なんとも呆れた話だ・・・。
「オルドリック? 難しい顔をしてどうしたでござる。
「不覚…ッ!! 足をやられた!!
「それはつまり、軍の司令部のど真ん中という事ではござらんか!
「『デュアトス・オフェンス』!!」
「『お待たせ〜なのだ♪』…と言っている。
「…今の言葉を最後まで通訳すると、
「俺はオルドリック。こう見えても戦闘専用マシンだ。
「『イヤミってなんなのだ? スヴァールンちゃんに聞いてみるのだ〜♪』
「……『オルドリック・アームズ』」
「まったくぅ。せっかちさんなのだ、デュアトスちゃんは」
「ログムッドちゃんは良く遊んでくれるからあたしは大好きなのだ!
「飛行型が20、大型が7、うち遠距離型が3。
「アタシが、軍のコンピュータに侵入して操作するのだ!
「『プティ・フライ』! あーんど、『プティ・オブザーバー』! しゃきーん!」
「君は? つまらないプライドで、最善の策を捨てるのかい?」
「君にはわからないかな?
「疑うのは勝手だけど、それで疲れたからって僕のせいにされても困るよ」
「ふ…く、ふふふ…っ。
「『バニグーマ・オフィサー』」
「どちらが正しく、どちらが間違っているのか…
「カケル、ホクト。
「巨大な熱量を感知。
「『セイレーナ・アラーム』」